運動に参加しよう!

「大豆100粒運動を支える会」って?

写真
えだまめ収穫・長野市立城山小

子どもたちに大豆をまき育ててもらうことで日本の大豆を復興させようと、2005年に結成されたNPO(特定非営利法人)です。

料理家の辰巳芳子会長以下、大豆を愛する有志がボランティアで運営しています。運営費は、会員からの会費でまかなわれています。

→支える会について

なぜ大豆なの?

写真
大豆のお世話・上田市立東塩田小

大豆は「五穀」のひとつに数えられ、古来より日本人の命を支えてきた身近な作物ですが、近年の自給率は約5パーセント。ここから日本の食を立て直すことが急務と考えました。

  1. 子どもが大好きな枝豆としても、完熟させて大豆でも食べることができます。
  2. きなこ・豆腐・納豆・味噌など、さまざまな加工に挑戦できます。
  3. 乾燥させた大豆は保存できるので、収穫してから加工まで期間が空いても大丈夫です。
  4. 収穫した大豆の一部を残しておいて、来年の種まきに。「命をつなぐ」ことを体感できます。
  5. 大豆を中心とした日本の食文化・農業の現状・地産地消・穀物をめぐる世界情勢など、学年にあわせた学習を深めることができます。
  6. 大豆は、低学年の児童の背丈ほどにも育ちます。小さな一粒から自分と同じくらいに育つ「大豆さん」への親近感・驚きは格別です。
  7. 日本には各村に一品種あるといわれるほど多くの「地大豆」があります。地域の大豆を探す・調べることも楽しいですよ。

学校に畑がありません!

近隣に、空き地や遊休農地はありませんか?PTAで情報提供をよびかけたり、JA・自治体の農地課などに相談してみるのも方法です。もちろん、プランターや花壇でも育てることができます。その際は、水はけと肥料に注意しましょう。

育て方がわからなくて不安です

写真
地元農家の方が大豆の先生です
駒ヶ根市立赤穂南小

参加校の教諭のみなさんは、ほとんどが農業経験なし。まして大豆ははじめての挑戦という方ばかり。それでも大丈夫。まずは「だいずの絵本」(農文協)を読んでみましょう。
次に、地域で大豆栽培の経験のある方を探してみましょう。大豆を生産していない農家の方でも力強い助っ人になります。畑を農機で耕してもらえれば、「広すぎるかな?」と思っても、あとは人力で豊作にできますよ。

教員は多忙・・・大豆のお世話がとてもできそうにありません

大豆は丈夫な作物。発芽直後や開花後などいくつかのポイントに気をつければ、栽培にあまり手間はかかりませんが、学校外からのサポートを積極的に求めましょう!たくさんの人が関われば収穫の喜びも倍増です。

  1. 近隣の農家、豆腐屋さん・お味噌やさんなど大豆の加工をしている方々、農政事務所などの公共団体など、「大豆の先生」を探してみましょう。
  2. 父兄と一緒に栽培・加工をしてみましょう。
  3. 自治体の「食育」関連事業との連動はできませんか?

納豆や豆腐を作ってみたい!

写真
とうふの先生は地域のお母さん・信州新町小

収穫後、多様に加工できるのが大豆の楽しみ。長野県では、手前味噌自慢の「農家のおかあさん」たちが最強の助っ人になっています。

まずは地元のJAにご相談を。地域のお豆腐屋さん・納豆屋さんに出張授業を頼んでみるのも方法です。「支える会」でも可能な限りお近くの法人会員をご紹介します。

支える会はどんなサポートをしてくれるの?

  1. 年4回発行の「大豆100粒しんぶん」をお届けします。他地域の参加校の様子や、大豆の情報が掲載されています。
  2. 「大豆育成見守り絵画コンクール」を年に1回開催。優秀作品は毎年6月の総会で表彰いたします。
  3. 「栽培で困っている」「地大豆について知りたい」「他県の学校と交流したい」など、担当者がご相談にのります。

先輩参加校の声をききたい

写真
創作オペラ・上田市立塩川小

「支える会」では、2007年末に参加校へ活動状況調査を行いました。88校から寄せられた回答から・・・

  • 「大豆さんとの思い出をみんなにしらせようと、子供たちが詩とふしと振り付けを考えてオペレッタ『がんばれ大豆くん』をつくりました。全校・保護者の前で発表し好評でした」
  • 「自分たちで育てた大豆が、さまざまな食品に変化することを理解した子供たちの嬉しそうな表情を見ることができ、この活動の意義を感じました」
  • 「大豆がどのように変身していくのかに興味を持ち、みんなで調べていく学習を行いました。『○○を作りたいけど無理かな?』と時間・道具・材料を考えて相談していく姿が見られました。」
  • 「作業の中では脱穀が一番手がかかりました。たくさんの白くてきれいな大豆が枯れたサヤから出てくる毎に、一粒一粒大事そうに拾っている姿が印象的でした」
  • 「一粒が何粒になったか、必死にさやを数えたこと、ゆでたての枝豆をほおばったときのうれしそうな顔、何粒の大豆が収穫できたか友達と一粒ずつ数えたこと、どうやって食べようか考えているときの幸せな顔・・・大豆とともにいろいろな経験と感動をいただきました」
  • 「種まきから収穫まで子供たちが関わることができ、自分の食べるものを自分でつくれるという喜びを知った。何よりも収穫したものを料理して味わえる魅力が大きい。みんなで作った出来立ての寄せ豆腐のおいしさは格別であった」

→過去の活動報告
→活動状況調査2007

さあ、大豆100粒運動に参加しませんか!

NPO法人大豆100粒運動を支える会 事務局
〒248-0013 鎌倉市材木座1-12-25 齋藤 彰 方
FAX: 0467-23-8308 / ホームページ: http://daizu100.com/

お申し込み・お問い合わせ

参加小学校のご紹介
大豆情報募集中