特定非営利活動法人 大豆100粒運動を支える会について

設立の趣旨

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大豆のみのり

食糧の自給率、食の安全、安心という生命を維持する最も基本的な問題についての漠然とした不安は、今日の私たちが等しく共有する感覚ではないでしょうか。危機感を抱き、何か手立てをと訴え続けてきた料理家の辰巳芳子が数年前にゆきついたのが、子どもたちの手によって日本中に大豆を播こうというものでした。

「世界的な食糧難が予測され、国と国との対立が激しさを増すであろう21世紀、人類は豆に頼らねばならぬ時代来るのではないか。そのとき、日本人が頼るとしたら、「大豆」をおいて他にないのではないか」とも述べています。昔から日本人はタンパク源を大豆からいろいろな形で摂取してきています。高い栄養価に加えて、日本の食文化における大豆への価値観がそこに浮かんできます。

我が国の大豆の自給率は現在4%内外に止まっており、如に世界貿易上の課題、内外価格差の問題があるとはいえ、その生産は消滅寸前の状態と言わざるを得ないところに立っています。

世界中から食材を買い集めることは今の日本にとっては可能なことです。しかし将来、世界的な食糧不安が起こった時、何時まで輸入し続けることが出来るか、これが冒頭に記した漠然とした不安です。

一方、食の文化には生産から食卓に至るまで一貫していることが必要で、各段階が必ずしも1対1の大きさで無いにしても、どの段階かがゼロになってしまえばそれは最早、文化とは呼べないものになってしまいます。

大豆100粒運動を支える会は我が国の将来を担う幼い命のために、子ども達の手を通してこの国の大豆を再興することを始めました。そして子ども達にはこの運動の中から命の尊さ、食物の大切さを心と体で実感してほしいと願っています。

入会のご案内

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大豆の発芽

既に会長・辰巳芳子のいう『意志』は着々と具体化しております。更に拡大、発展させるため、「大豆100粒運動を支える会」は様々な活動を進めて参ります。皆様におかれましても「支える会」の一員としてお力をお貸しいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

意志』をお読みになり、運動を支援しようとされる方はどなたでも入会いただけます。

入会及び会費…

  • 入会金はありません。
  • 年間会費として個人の場合は2,000円(1口)、法人または団体の場合は10,000円(1口)です。
  • 何口でもご参加できます。複数口、複数年分(最大5年分)の払込をお受けします。
  • 入会いただきますと、活動レポートやイベントなどのお知らせを掲載した「大豆100粒しんぶん」をお送りします。

お申し込み・お問い合わせ

→大豆100粒運動を支える会役員
→規約

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